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部位別むくみ解消マッサージ方法!今すぐできるカンタンなやり方で全身スッキリ

むくみを解消する全身マッサージの方法を徹底解説の記事のアイキャッチ

身体がむくむ理由はリンパや血液が滞り、余分な水分が溜まることにあります。
そんなむくみに最も効果的かつ即効性が高い対処法がマッサージです。

マッサージで刺激することでめぐり改善に繋がり、むくみの原因・老廃物排出のサポートをしてくれます。
今回は下半身~上半身まで各部位ごとに効くマッサージの仕方を徹底解説!

当ページを参考に、むくみのないスッキリとした全身を手に入れましょう!

こんな人は念のため病院を受診しましょう

次に当てはまる方は、むくみ解消マッサージは避けてください。

  • 捻挫をした
  • ステロイド剤などの薬を飲んでいる
  • 寝汗や頻尿などの症状がある

上記の方は怪我の影響や、腎臓病や糖尿病など別の疾患による浮腫が生じている可能性があります。
これらの場合マッサージは効かないため、病院を受診して専門的な治療を受けてください。

(出典:総合南東北病院一般社団法人兵庫県医師会

むくみを解消するマッサージ方法を部位別にご紹介

むくみ解消に効くマッサージを、以下のようにな部位ごとのむくみ解消マッサージをまとめました。

※タップで各項目詳細にスクロールします。

どれも5分程度と手軽に取り組めるものばかりなので、さっそく試してみましょう◎

マッサージ時はオイルやクリームを使おう

マッサージを行う際はオイルやローション・クリームを塗りましょう。
スムーズにマッサージでき、同時に肌の保湿もできて一石二鳥◎
香料入りクリームやアロマオイルならリラックス効果もあるので、ぜひ活用してください。

【足首】関節をほぐして老廃物排出

足首のマッサージは足指の間に手の指を入れて10回まわす→かかとを地面につけて爪先を上下10回に動かす→親指と人差し指でくるぶしをぐるぐると10回マッサージして行う足の甲や足裏がパンパンにむくむ方は、次のマッサージを試してください。

  1. 足指の間に手の指を入れ、大きく10回まわす
  2. 膝を立てて座り、足首の前側に両手親指を添える
  3. かかとを地面につけたまま爪先を上下10回に動かす
  4. 親指を添えたまま、人差し指の第二関節でくるぶしを押さえる
  5. くるぶしの骨をなぞるようにぐるぐると10回マッサージする

上記は座ったまま両足同時にできるので、隙間時間にもさっとできます◎

特にデスクワークの方は足首を動かす機会が少なく、老廃物が溜まりがち。
足首の筋肉をほぐしながら、溜まった水分や老廃物を流してあげましょう。

【ふくらはぎ】ポンプ機能を促す血行促進マッサージ

ふくらはぎのむくみ解消には、以下2つのマッサージが効果的です◎

定番のふくらはぎマッサージ方法
ふくらはぎの定番マッサージは両手でふくらはぎを下から上に5回さする→二本の指でアキレス腱を挟みふくらはぎ真ん中まで5回押し流す→膝裏を4本指で数回押して行う

  1. 両手でふくらはぎを掴む
  2. 老廃物を絞り出すように、下から上にさする(5回)
  3. 人差し指・中指の第二関節でアキレス腱の付け根を挟み込む
  4. そのまま足首からふくらはぎ真ん中まで押し流す(5回)
  5. 膝裏を4本指で掴んで数回プッシュする
  6. 足を入れ替えて同様に行う
ふくらはぎをつまむマッサージ方法
ふくらはぎをつまむマッサージは足首から膝に向かって3回つまむ→足首から膝に向かって手のひらで3回さする→膝裏を4本指で数回押して行う

  1. 親指と4本指で軽くふくらはぎを摘む
  2. 足首から膝に向かって、摘みながら移動する(3回)
  3. 足首から膝に向かって手のひらでふくらはぎをさする(3回)
  4. 膝裏を4本指で掴んで数回プッシュする
  5. 足を入れ替えて同様に行う

ふくらはぎは「第二の心臓」といわれ、血液を押し流すポンプの役割を果たしている部分。

ふくらはぎの筋肉は、縮んだりふくらんだりしてポンプの役割を果たすことで、まさに「第2の心臓」として血液を上へと押し戻します。

(参照:千葉県医師会≪pdf)

重点的にマッサージすることで、全身のむくみ解消効果がアップします。

また膝裏はリンパが集まる“リンパ節”があるため、最後に膝裏をしっかり刺激して老廃物を押し出しましょう。

【太もも】刺激を与えて柔らかく揉みほぐす

太ももの筋肉は普段あまり使われず老廃物が溜まりやすいため、以下2つのマッサージでしっかり刺激しましょう。

手のひらで太ももをマッサージする方法
太ももの外側は手をグーにして、足の付け根に向かって押す。太ももの内側はあぐらをかき、手のひらで押す。太ももの裏側は両手で膝~付け根に向かって押す。太ももの表側は両手の親指で膝~付け根に向かって押す。

  1. 【外側】手をグーにして、膝から足の付け根に向かって押しながら移動する
  2. 【内側】あぐらをかき、内ももを手のひら全体でまんべんなく押す
  3. 【裏側】太ももを両手で包み、4本指の腹で膝~付け根に向かって押しながら移動する
  4. 【表側】太ももを両手で掴み、親指で膝~付け根に向かって押しながら移動する
  5. 太ももの付け根を、親指でぎゅーっと押す
    ⇛押す・離すを3分繰り返す
  6. 足を入れ替えて同様に行う

回数:片足各10回

太ももを柔らかくするマッサージ方法
太ももを両手で雑巾絞りのように10回捻る→両手で太ももを左右に10回ブルブル動かす→太ももの付け根を3分押す

  1. 両手を太ももに添え、雑巾絞りのように10回捻る
  2. 両手で太ももを鷲掴みして、左右に10回ブルブル動かす
  3. 膝から太ももに付け根に向かって、軽くタッピングする
  4. 太ももの付け根を3分プッシュする
  5. 足を入れ替えて同様に行う

太ももの付け根にも、リンパの集まるリンパ節があります。
マッサージの仕上げに付け根を加圧することで、老廃物をよりスムーズに流せますよ◎

【お尻】血流促進でヒップアップ効果も

お尻のマッサージは両手で片方のお尻を太ももの付け根からさすり上げる→お尻を外から内に向かってマッサージして行うお尻の大きさや垂れが気になる方は、以下のマッサージでむくみ解消に繋げましょう。

  1. 両手で片方のお尻を、太ももの付け根から腰に向かってさすり上げる
  2. お尻を外から内側に向かって、円を描くようにマッサージする
  3. もう一方のお尻も同様に行う

回数:各10回

お尻も普段使われにくく、意外とむくみやす場所
マッサージで血行がよくなれば代謝が上がりヒップアップも期待できるので、ぜひ実践してみてください!

【お腹】腸を揉んでぽっこりお腹解消マッサージ

お腹のマッサージは両手の4本指を重ねてへその右斜め下→右斜め上→へその上→左ななめ下の順に押して、固さを感じた箇所だけ8回刺激して行うぽっこりお腹が気になる方は、大腸の形にそって時計回りにマッサージしていきましょう。

  1. 両手の4本指を重ねておく
  2. へその右斜め下を押す
  3. へその右斜め上を押す
  4. へその上を押す
  5. へその左ななめ下を押す
  6. 固さを感じた箇所を8回刺激する

お腹周りを揉むことで腸の血行やリンパの流れが促され、むくみ解消に繋がります◎
力を抜いてリラックスした状態で行いましょう。

【手・指】隙間時間にできる簡単マッサージ

手や指のむくみが気になる方は、簡単にできる以下のマッサージで解消を目指しましょう。

指をくるくる回すマッサージ方法
指のマッサージは、片方の手で親指〜小指の指をつかみクルクルと5回ずつ回して行う

  1. 片方の手で指を掴む
  2. 掴んだ手で指をクルクルと回す
  3. 親指〜小指まで(各5回)行う
  4. もう一方の手も同様に行う
指を引っ張るマッサージ方法
指のマッサージは親指〜小指をひっぱる→親指の付け根を押す→片方の手をグーにして手のひらをさする→手の甲から手首へさすって行う

  1. 片方の手で指を掴む
  2. 掴んだ手で親指〜小指をグーっとひっぱる
  3. 親指の付け根をプッシュ
  4. 片方の手をグーにして、第二関節で手のひらを円を描くようにさする
  5. 手の甲から手首に向かって、押し流すようにさする
  6. もう一方の手も同様に行う

それぞれ1回ずつマッサージをするだけで、手や指がスッキリします。

手がパンパンにむくむ・朝や夕方になると指輪が入らない・・なんて方は、ぜひ毎日の習慣にしてみてください◎

【二の腕】老廃物と共にセルライトも撃退

二の腕のマッサージは手を握り肘から脇を10回さする→肘〜脇に向かって10回つまむ→4本指で脇を5回押す→肘〜脇へ手のひらで3回さすって行う二の腕は筋肉が衰えやすくむくみや脂肪がたまりやすいので、次のマッサージを行いましょう。

  1. 手を握り第二関節で肘から脇を10回さする
  2. 肘〜脇に向かって二の腕を10回つまむ
  3. 親指以外の4本指を脇に差し込み5回押す
  4. 親指を脇に入れ、4本指でワキの裏側をほぐす
  5. 二の腕を掴み、肘〜脇に向かって手のひらで3回さする
  6. もう片方の腕も同様に行う

脇の下にはリンパ節があるので、マッサージの仕上げにしっかりと押してください。

マッサージで老廃物を押し流せば、たぷたぷの二の腕もすっきり引き締まります◎

【顔】顔・目元をすっきりさせるマッサージ

ほっぺや顎のラインなど顔がむくむ方は、以下ですっきりしたフェイスラインを作りましょう。

顔全体のむくみをとる簡単マッサージ
鎖骨を外側から内側に5回さする→鼻⇒目の下⇒こめかみ⇒耳下の順で5回さする→眉間から鎖骨へ5回さする

  1. 鎖骨のくぼみに親指以外の4本を添え、外側から中心にさする(5回)
  2. 親指以外の4本を口角に当てる
  3. 鼻⇒目の下⇒こめかみ⇒耳下を通り鎖骨に滑らせる(5回)
  4. 人差し指・中指・薬指を眉間に添え、耳の下を通り鎖骨に滑らせる(5回)

回数:①~③×5

まぶたがむくんで重い時は、以下のマッサージを試してみて下さい。

目の周りのマッサージ方法
人差し指を眉下、中指を眉上にして目頭から目尻まで10回滑らせる

  1. 人差し指と中指を軽く曲げる
  2. 人差し指の第二関節を目頭側の眉下・中指の第二関節を眉上に添える
  3. 目元の骨を挟みこむように指を目頭~目尻まで滑らせる(10回)

どちらも簡単にできるため、朝起きた時やお化粧前にサッとできちゃいます◎
応急処置にはもちろん、習慣にすればむくみにくくなるのでぜひ実践してみましょう!

【番外編】ラクしたい時に!グッズを使ったマッサージ

疲れた日ややる気が出ない日は、むくみ解消グッズを使ったマッサージも取り入れましょう!

以下ではグッズを使ったふくらはぎ・二の腕・お尻のマッサージをご紹介します。

ローラーを使ったふくらはぎマッサージ
マッサージローラーを使ってふくらはぎを下から上に10回コロコロして、膝裏のリンパ節を10回コロコロする

  1. ふくらはぎの内側・外側・裏側を、下から上にコロコロする
  2. 膝裏のリンパ節をコロコロする
  3. 足を入れ替えて同様に行う

回数:各10回

かっさを使った二の腕マッサージ方法
かっさを使ってヒジ〜脇に向かって5回さする→肩の下から脇の下に向かって5回さする→かっさの先端で脇の下を5回押す

  1. ヒジ〜脇に向かって、二の腕の内側をさする
  2. ヒジを曲げた部分から脇の下に向かってさする
  3. 肩の下から脇の下に向かってさする
  4. かっさの先端で脇の下をプッシュ
  5. もう片方の腕も同様に行う

回数:各5回

ストレッチポールを使ったお尻マッサージ方法
ストレッチポールをお尻の下に置いて、上下に4往復する

  1. ストレッチポールをお尻の下に置き、肘を立てて横向きで寝転ぶ
  2. その状態で上下に4往復する
  3. 向きを変えて同様に行う

ローラー・かっさ・ストレッチポールを使えば、力をいれず手軽にマッサージが可能◎
今日はなんだかめんどくさい・・なんて時にもピッタリです!

いずれも通販や量販店・100均などで手に入るので、気になる方はぜひゲットしてみてくださいね。

むくみ解消マッサージの即効性・効果を高める3つのポイント

次の3点を同時に意識することで、マッサージの効果と即効性を高めることができます。

  • マッサージは毎日・入浴後に取り組む
  • 食生活にも気をつけて内側からむくみを予防
  • 血行を促進する生活習慣を身に付ける

マッサージをしてもむくみがとれない・もっと早く効果を出したいという方は、特に意識してみてください!

①マッサージは毎日・入浴後に毎日取り組む

マッサージでむくみを解消するなら、以下の頻度とタイミングも大切です。

  • 頻度:毎日
    ⇒老廃物は毎日溜まるので1日1回行ってリセットする
  • タイミング:入浴後/夜寝る前
    ⇒代謝が高まった絶好のタイミング

マッサージは毎日行うのが基本で、気が向いた時だけ行っても効果なしなので要注意。

また入浴後は筋肉が柔らかくリンパを刺激しやすいため、ぜひお風呂上がりのマッサージを習慣づけましょう。
(出典:お風呂で脚痩せダイエット!正しい入浴方法でバスタイムを有効活用しよう

リラックスしている時は身体がほぐれやすいので、難しい方は夜寝る前に行ってもOKですよ◎

②食生活にも気をつける

玄米・バナナ・アボカド・ニンジン・納豆・ルイボスティーはデトックス効果があるむくみ解消には、食生活を見直して内側からケアをすることも大切。
以下はデトックス効果のある食べ物・飲み物なので、積極的に取り入れるようにしましょう。

  • 玄米
  • バナナ
  • アボカド
  • ニンジン
  • 納豆
  • ルイボスティー

反対に、塩分が高い食べ物やアルコールはむくみを引き起こしやすいので要注意。
(出典:社会福祉法人恩賜財団済生会

身体の内・外両方からのアプローチですっきりとした体を手に入れましょう!

③血流をスムーズにする生活習慣を身に付ける

日頃の生活でも以下を意識するだけで、老廃物を溜めこまない身体づくりに繋がります。

  • 身体を温める
  • こまめに身体を動かす

特に下半身のむくみは冷えが大きく影響するため、タイツを履く・ひざ掛けを使う等して足元を温めましょう。
約38~40℃のお湯で20~30分半身浴をするのもおすすめ。
(参照:一般社団法人 大阪府医師会)

またストレッチや筋トレで適度に身体を動かせば、めぐり促進やダイエット効果もあって一石二鳥です◎

むくみ解消マッサージに関するQ&A

Q.マッサージすると痛いのですがなぜですか?

むくみ解消のマッサージで痛みを感じる原因は、おもに以下2つが考えられます。

  • 強く押しすぎている
    ⇒揉みほぐす程度の力加減でOK
  • 老廃物が溜まっている
    ⇒むくみの解消に伴い緩和する

あざや内出血ができるほど力を入れるのはやりすぎなので要注意。
老廃物が溜まっている場合、丁寧に揉みほぐして排出するちに、痛みは落ちつくでしょう。

それでも痛みが残る場合は他の原因も否めないので、念のため整形外科等の受診をおすすめします。

Q.妊娠中・産後のむくみにもマッサージは効きますか

妊婦さんや産後の方のむくみにも、マッサージは有効です。

マタニティ期のむくみもめぐりの滞りで生じることが多いため、リンパを刺激すれば緩和に繋がります。
(出典:公益財団法人 母子衛生研究会)
マッサージなら負荷も少ないので、体調が良いときにできる範囲で実践してみましょう。

ただし娠後期(臨月)の方には負担が大きい可能性があるため、事前に主治医に相談してみてください。

Q.生理中のむくみにも効果がありますか?

生理中のむくみにも、マッサージは有効です。
生理前後はホルモンバランスの変化によって、老廃物が溜まっている可能性大。

マッサージで刺激し、排出をサポートしてあげましょう。
ただし体調を見ながら無理なく行って下さいね。

Q.セルフマッサージとエステ・マッサージ店はどっちがいいですか?

より早く確実にむくみを解消したいなら、エステやマッサージ店がおすすめでしょう。

専門のマッサージ機器等を使い、プロによる的確なマッサージを受けられるためです。
ただし効果を持続させるには通い続けなければならず、費用がかかるのがデメリット。

上記マッサージも継続によって効果が期待できるため、むくみが治らない場合の最終手段として検討することをおすすめします。

簡単むくみとりマッサージでスッキリした身体を手にいれよう

むくみをとるには、マッサージで血液やリンパの流れを促すことが大切です。
むくみが取れればそのぶん体重も減り、痩せる近道に◎

負荷が低く取り組みやすいマッサージでむくみを解消し、下半身から上半身までスッキリボディを目指しましょう!

 

 

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ABOUT ME
中谷 彩花
中谷 彩花
1993年 神奈川生まれ。 新卒でアパレルメーカーに就職後、学生時代から美容ブログを運営していた経験がかわれLK.Fit編集部メンバーに。 趣味はダイエットやバストアップ等の美容情報を研究すること。 休日は愛猫と遊ぶのが最大の癒やし。