バストのお悩み

【セルフチェック付き】バージスラインが広い・狭いの見分け方と美ラインを作る方法を紹介

バージスラインが広い人に向けた対策方法を紹介する記事のアイキャッチ

バージスライン」という言葉を知っていますか?

バージスラインとは、胸と体の境目にあるラインのこと。
ブラジャーをつけた時にちょうどワイヤーが当たる、カップの丸いカーブを描いている部分です。

バージスラインが狭くお腹と胸の境目がはっきりとしていると、トップが高く谷間のある美しいバストに見えます。
胸の形やラインの美しさを左右する大切な要素なので、きちんとケアをして整えることが大切です。

今回はバージスラインについて詳しく解説するとともに、美しく整えるための対処法もあわせてご紹介します。

スポンサーリンク


バージスラインは広い人と狭い人がいる

バージスラインは、「広い人」と「狭い人」に分かれます。
一般的にはバージスラインが狭いほうが、立体的でボリュームのある美しいバストに見えるんです◎

以下では、それぞれのタイプの特徴を解説します。

バージスライン狭めの人の特徴

バージスラインが狭い人の特徴バージスラインが狭いとバストトップの位置が高く、立体的でボリュームのあるバストの方が多い傾向にあります。

またブラを着用した時に、キュッとバストがカップ内に集まって谷間がつくりやすいのも特徴。
ただしバージスラインが広い人とくらべて胸が下に垂れやすいといわれているので、注意が必要です。

バージスライン広めの人の特徴

バージスラインが広い人の特徴バージスラインが広い方は、バストのお肉が横に流れている特徴があります。
そのため全体的にバストがなだらかで、横から見ると薄く見えてしまう傾向に。

バストに膨らみがないので、ブラジャーをつけるとワイヤーが痛く跡がつきやすいのも特徴です。

実際のカップ数よりも胸が小さく見えてしまうことも少なくありません。

【チェック診断】あなたのバージスラインを見分けよう

以下を参考に、あなたのバージスラインは広いか狭いかをチェックしてみましょう。

  • 横から見ると胸が薄い
  • 胸が外にむかって離れている
  • バストの脂肪がワキに流れやすい
  • アンダーバストの幅が広い
  • バストは大きいがトップの位置が低い
  • ブラのサイズを合わせてもカップが浮く

バージスラインが広い


  • バストが下に垂れやすい
  • 横から見るとバストに膨らみがある
  • アンダーバストの幅が狭い
  • トップが上向きになっている
  • ブラジャーをつけた時に中央に集まりやすい

バージスラインが狭い

このチェック項目で該当数が多い方があなたのバージスラインのタイプです。

「狭い」に当てはまった人はそのままで問題ないですが、先述した通り垂れやすいという欠点があるため下垂対策に力を入れるのが◎

「広い」に当てはまった人は以下の原因や対策を読み進めましょう!

バージスラインが広くなる2つの原因

バージスラインが広がってしまうのは主に日本人の骨格が関係しています。
日本人の骨格は平で筒状になりがちなので胸がつぶれて平べったくなりやすいのです。

それにくわえて、以下の2つの原因も考えられます。

※タップで各原因にスクロールします。

【原因①】胸の筋力やハリの衰え

バージスラインが広がるありがちな原因が、胸の筋力やハリの低下です。

加齢や運動不足で胸を支える大胸筋が衰えると、胸の土台が弱まりバージスラインが崩れやすくなります。
特に姿勢が悪いと大胸筋がきちんと使われなくなり、余計に筋力が低下するので注意が必要です。

何の対策もしていないと筋力も弾力も低下に繋がるため、筋力アップやバストケアが大切になります。

【原因②】クーパー靭帯が伸びてしまう

胸を支えているクーパー靭帯が伸びたり切れたりすることも、バージスラインが広がる要因です。
※タップで「クーパー靭帯について」の記事にリンクします。

以下のような習慣を続けているとクーパー靭帯が伸びてる要因に。

  • サイズの合わないブラを使用している
  • 寝るときはノーブラ
  • 激しい運動をよく行う

クーパー靭帯は胸を吊り上げているコーラゲン繊維で、ブラジャーで支えていないと次第に伸びてしまい胸を支えにくくなります

乳房は乳腺と脂肪組織、そして、クーパー靭帯(乳腺提靭帯)と呼ばれる線維の束で成り立っています。下垂は、この乳腺を支えているクーパー靭帯が伸びきってしまうことから生じます。

(出典:福岡大学医学部形成外科

しかもクーパー靭帯は1度切れると治らないので、日ごろのケアがとても大切です。

綺麗なバージスラインを手に入れるなら、クーパー靭帯を保護することも忘れないでくださいね。

バージスラインを狭くする方法6選

バージスラインが広い方は、以下の6つの対策方法を試してみてください。

※タップで各対策方法にスクロールします。

上述したようにバージスラインを狭くするなら、筋力アップ胸の弾力アップがかかせません。

プラスしてナイトブラや食生活の見直しで、広がりのないバストラインを取り戻していきましょう!

【対策①】ナイトブラを着用する

ナイトブラの効果寝ている間は胸の脂肪が流れたり、クーパー靭帯が損傷しやすいのでナイトブラの着用を習慣にしましょう。

ナイトブラをつけることで以下のようなメリットがあります。

  • 寝ている時の胸の垂れを防げる
  • クーパー靭帯の保護に役立つ
  • 横に流れたお肉を胸に固定できる

バージスラインを狭くする目的なら、ナイトブラは脇高設計のものがおすすめ。
横からの補正力にすぐれているので、胸が外に広がるのを防げます。

バストの形を綺麗に整える効果があるので、ぜひ試してみてください。

【対策②】バージスラインに合ったブラを使う

ブラが自分に合わない時の対処法日中のブラジャーは以下のポイントを参考に、バージスラインに合わせたものを選んでください。

  • トップとアンダーの差で選んだけどフィットしない方
    アンダーサイズを一段階上げて、カップ数は一段階下げる
  • カップに隙間ができて余る方
    3/4カップなどカップが浅めのブラにする

トップとアンダーだけを測って選ぶだけではサイズが合いにくいので、トップとアンダーに差をつけてみるといった工夫が必要です。

高さがない浅めのカップにすることで、離れがちな胸を自然に中央に寄せてバージスラインを狭くできます◎

ワイヤー幅が狭いブラを無理につけると、バストが崩れる原因になるので注意しましょう。

メーカーやブランドによってサイズが異なるので、必ず測ってから着用してくださいね!

【対策③】バストマッサージをする

バストマッサージのやり方以下のやり方で胸周りをマッサージすることで血流が良くなり、ハリのあるバストに近付けます。

  1. 左手を右脇の下に、右手は右胸の上に置く
  2. 両手を反対方向に同時に動かす(10回
  3. 反対の胸も同様に行う
  4. 右手を左バストの下に、左手は胸の谷間に添える
  5. 両手で同時にバストの周囲に円を描くようにさする(10回
  6. 反対の胸も同様に行う

上記のマッサージは、「流れた脂肪を胸に寄せる」イメージで行いましょう。

バストマッサージを行うタイミングはお風呂上がりがオススメ◎
入浴後は筋肉もほぐれ血流も良くなっていて、マッサージ効果を得られやすいのです。

また胸周りの筋肉を刺激することで、筋力の衰えを防げるの効果もあります。

【対策④】大胸筋のエクササイズをする

合掌のポーズのやり方以下のような合掌ポーズのエクササイズなら、筋トレに慣れていない方でも簡単に取り組めるので挑戦してみましょう。

  1. 背筋を伸ばして胸の前で合掌する
  2. 脇は閉めずに腕は平行に保つ
  3. 両手に力を入れて10秒キープ

鎖骨の下あたりに力が入っているのを意識しながら行うと、効果が高まりますよ。

両手をあわせて力を入れるだけなので、テレビや動画を観ながら取り組んでみてください。

【対策⑤】大胸筋の筋トレをする

膝をついた腕立て伏せのやり方「本格的にバージスラインを狭くしたい!」という方は以下の膝腕立て伏せで、しっかり胸を支える大胸筋を鍛えましょう。

  1. 肩幅程度の広さに手を広げて、腕立ての体勢になる
  2. 膝を地面について、上体を真っ直ぐ整える
  3. スネは地面につけずに上にあげる
  4. 呼吸をしながら腕立てをする

回数:15回×3セット

通常の腕立て伏せとくらべ、膝をついているので取り組みやすいです。
慣れないうちは回数を減らして挑戦してみてくださいね。

大胸筋が鍛えられれば、胸がキュッと持ち上がりバージスラインも狭まっていくでしょう◎

【対策⑥】バストの成長をサポートする食事をする

バストの成長を助ける栄養を食事で摂ることで、ハリが生まれてバージスラインを狭める効果が期待できます。

代表的な食品が、以下のようなイソフラボンたっぷりの大豆食品です。

  • 豆乳
  • 豆腐
  • 納豆
  • 味噌

イソフラボンには女性ホルモンに似た働きがあり、胸の成長をサポートしてくれます。

体内で分泌されるエストロゲンに加え豆乳から摂取するイソフラボンの働きにより、よりバストアップ効果が高まるということです。

(出典:東京美容外科)

豆乳や納豆などはコンビニでも手軽に買えるので、仕事の休憩時間などに積極的に摂ってくださいね。

バージスラインを狭めて立体的できれいなバストに!

理想のバストを手に入れるには、自分のタイプを知り適切なケアをすることが大切。

今回紹介した対策方法を試せば、少しずつバージスラインが狭くなってくるはずです。

バストラインに自信が持てなかった方も、ふっくらとしたストに近づくために毎日続けてくださいね◎

スポンサーリンク

ABOUT ME
外咲 愛
外咲 愛
1995年 東京生まれ。 下着のセレクトショップの店員で働いていたところ、ブランドマネージャーに声をかけられてLK.Fit編集部メンバーに。 昔から胸にコンプレックスがあり、様々なバストアップ方法を日々試し続けている。 お寿司がこの世で1番好きで、現在ハリネズミと暮らしている。