ダイエット

ヒールに脚痩せ効果があるのはホント!?ヒールの選び方・歩き方も紹介

ヒールで脚痩せする方法

女性ならファッションの一部として使う方も多いヒール。

脚を長く見せるだけでなく実は脚痩せにも効果的なんです!

しかしネット上では「ヒールで脚痩せ=嘘」という情報も出回っているので、「ヒールで脚が細くなるって聞くけど、本当なのかな…」という疑問をいだいている方もいるはず。

そこで今回は、以下の4つをメインに当記事で解説していきます。

  • ヒールで脚痩せした人の口コミ
  • ヒールで期待できるダイエット効果
  • 脚痩せにいいヒールの選び方
  • 脚痩せに効くヒールの歩き方

ヒールダイエットなら、ヒールを履くだけだから誰でもカンタン◎
「脚の太さが気になるけど、筋トレはメンドウ…」という方は、一度試してみる価値ありです。

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【結論】ヒールの選び方・歩き方が正しければ脚痩せ効果を期待できる!口コミから検証

「ヒールを履くと足が太くなる」「ヒールは脚痩せに効果はない」

このような意見もありますが、結論からいうとヒールの選び方正しい歩き方を押さえておけば脚痩せ効果は期待できます!

実際にTwitterをチェックすると、ヒールを履いて脚痩せやダイエット効果を実感した女性の声は多く上がっていました。

みなさん「ヒールを履く日が多くなったら痩せてきた」とのこと。

あなたもヒールを取り入れて、ヒールで脚痩せに成功した人たちの仲間入りをしていきましょう。

ヒールによる3つのダイエット効果【むくみ解消や代謝アップも】

つま先立ちになるとふくらはぎの筋肉を刺激できるヒールを履くと自然と“つま先立ち”になります。

つま先立ちになることで、腓腹筋(ひふくきん)ヒラメ筋というふくらはぎの筋肉を刺激。
それによって筋肉量がアップし、

  • ふくらはぎの引き締め効果
  • 血流改善によるむくみの解消
  • 基礎代謝がアップして脂肪を燃焼しやすくなる

といったダイエット効果を期待できます!

筋肉量が増えることで身体を動かすためのエネルギー量の増加、基礎代謝の向上、血流の改善が期待できます。(引用:公益財団法人 長寿科学振興財団)

【効果①】ふくらはぎの筋肉を鍛えて脚を引き締める

前述したように、ヒールでつま先立ちになると腓腹筋とヒラメ筋が鍛えられます。
ふくらはぎに自然と力がはいるので、ふくらはぎがキュッと引き締まるんですね◎

実際、ふくらはぎを引き締める筋トレでは「つま先立ちの上下運動」がもっともポピュラー。

筋トレの時間がとれない方でも、ヒールを履くだけで軽い筋トレをしている状態というわけです。

【効果②】血流を促してむくみ解消に繋がる

ヒールを履くことで、血の巡りがよくなり脚のむくみ解消に効果バツグン!

ヒールで鍛えられるふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれています。
全身に血液を送る“ポンプ”のような役割があるんです。(参照:千葉医師会<PDF>)

またむくみは血行不良で老廃物や水分が溜まってしまうのが主な原因。(参照:日本成人病予防協会)

ヒールで脚の筋肉を刺激して血流を改善すれば、むくみのないスッキリした美脚に導けますよ!

【関連記事:「私のふくらはぎのセルライトすごすぎ・・・?」原因と今すぐできる正しい消し方を紹介

【効果③】基礎代謝がアップして太りにくくなる

ヒールを履くと筋力が高まるだけでなく、体幹も鍛えられるのでカラダの基礎代謝がアップ◎
代謝が高まることで、効率よく脚の脂肪を燃やせるようになります。

実際に研究*でも「ヒール高が高いほどエネルギー代謝が大きくなる」と実証済み!
※参考:ハイヒールの体力医学的研究II.歩行時のエネルギー代謝に現われたハイヒールの影響

定期的にヒールを履けば、日頃から太りにくい体づくりができるでしょう。

脚痩せに効くヒールの選び方《3つのチェックポイント》

ヒールを履いて脚痩せを目指すなら、この3つのチェックポイントを押さえて選びましょう!

  1. 2cm〜4cmの太めのヒールにする
  2. ヒール高は「3cm」がベスト
  3. 足にピッタリのサイズのヒールを選ぶ

【ヒール選びのチェック項目①】ヒールは2cm〜4cmの太めのモノを

ヒールの太さは、太め(2cm〜4cm)のものを選びましょう。
ヒールが太いと安定して歩けるので、しっかりふくらはぎの筋肉を使えます。

一方でヒール部分が細いと、身体のバランスが不安定になり正しいフォームで歩けません
※「脚痩せに効くヒールを履いた歩き方」は、後述で解説しています。

不安定な体勢になると、バランスを取ろうと余計な筋肉をつかうので脚が太くなるリスクも…。

逆効果にならないためにも、ヒールが太いものを選んでくださいね。

【ヒール選びのチェック項目②】ヒール高は「3cm」がベスト

脚痩せにもっとも最適なヒールの高さは3cm!

「ヒール高ごとのエネルギー代謝や消費カロリーなどを測定する研究」でも、3cmが推奨されています。

日常の生産活動に最も適した女子の靴のヒール高は3cmであるとの結論をえた。

(出典:ハイヒールの体力医学的研究II.歩行時のエネルギー代謝に現われたハイヒールの影響)

上述でお伝えしたように、“ヒール高が高くなるほど代謝量も高くなりやすい”です。

しかし1日中安定してヒールを履くなら、この「3cmの高さ」が最適なんですね。
3cmの高さを目安にヒールを選べば、ムリなく安定してヒールで脚痩せを目指せます。

【ヒール選びのチェック項目③】足にピッタリのサイズのヒールを選ぶ

足のサイズと合わないヒールは避けるヒールのサイズが足の大きさにピッタリかどうかも重要なポイント。

  • かかとが浮く
  • つま先がキツイ

このようなサイズが合っていないヒールはNGです。

サイズが大きくかかとが浮くと、しっかり歩けず脚の筋肉に力が入りません

一方でサイズが小さくキツイと、つま先を痛める原因に…。
痛みを無意識にかばおうとして、正しいフォームで歩けなくなります

ヒールのサイズで失敗しないためにも、店舗で実際に履いてから購入しましょう。

意外とできてないかも?脚痩せを目指すヒールの歩き方◎

ヒールの脚痩せ効果を期待するなら、3つのポイントを押さえた歩き方を実践してください。

  • 背筋を伸ばした正しい姿勢を保つ
  • つま先を少し広げて歩く
  • つま先で蹴り上げて膝を曲げないようにする

意外と多くの女性ができていないのが、「つま先を広げる」「膝を曲げない」ということ。

しっかり脚の筋肉を使って引き締めるためにも、出来てないなあ…という部分は改善していきましょう!

【STEP①】背筋を伸ばした正しい姿勢を保つ

頭・肩・腰・かかとが真っ直ぐになるのが整った姿勢ヒールで脚痩せを目指すなら、背筋を伸ばして姿勢を整えて歩くのがもっとも大切!

頭・肩・腰・かかと」の4点がまっすぐになる姿勢をキープするように意識してください。

歩くときに猫背になっていると、以下のデメリットから美脚効果を実感できません

  • 脚の筋肉に力が入らない
  • 骨盤が歪む
  • 血行が悪くなる

頭の上から吊るされているようなイメージをすれば、自然と正しい姿勢は身についてくるでしょう◎

【STEP②】つま先を少し広げて歩く

つま先を広げて歩くと内ももを刺激し骨盤の歪みを防げるヒールで歩くときは、つま先を少し外側に向けましょう!
両足の“くるぶし”をくっつけるようなイメージです。

つま先を外側に向けることで、以下のような効果が期待できます。

  • 内ももの筋肉が刺激される
  • 骨盤が歪むのを防げる
  • 自然と膝を伸ばせる

逆に内股で足の小指に重心を置くように歩いていると、足が太くなる原因に…。
太ももの外側に筋肉が付きやすくなってしまうんです。

特に内股の方は、つま先を外に向けるようより意識してくださいね。

【関連記事:今日からできる”外もも痩せ”対策!原因・予防方法もチェックして美脚をゲット

【STEP③】つま先で蹴り上げて膝を曲げないようにする

ヒールを履いている時は膝を曲げずにつま先で蹴るつま先で蹴り上げて膝を曲げないことで、脚の筋肉をしっかり使えるようになります。

ヒールを履いて地面を蹴ってから着地するまでの理想の流れは以下の通り。

  1. つま先で蹴り上げる
  2. 蹴り上げた脚は膝を曲げずに前に下ろす
  3. 足の裏全体で着地する

ヒールを履いていると、ついつい膝が曲がりがち。

膝が曲がっているかも…」と心当たりのある方は、曲げないように改善してくださいね◎

脚痩せでヒールを履くときの2つの注意点

ヒールを使った脚痩せダイエットに取り組む前に、以下の注意点は覚えておきましょう。

  • ヒールは毎日履かない
  • ヒールを履いた日はアフターケアをする

この2つを押さえておかないと、逆に脚が太くなる可能性があります。

①ヒールは毎日は履かない!疲れが溜まって逆効果

脚痩せをしたいからといって、毎日ヒールを履くのはおすすめしません。

ヒールを毎日履いていると脚の筋肉に疲労が溜まり、以下のような症状につながってしまいます。

  • 脚がむくんで太くなりやすい
  • 血行が悪くなる

本来メリットになるはずだった効果が得られなくなってしまうんですね。

また脚に疲れが溜まることで、脚痩せのフォームが崩れる原因にもなりかねません…。

お仕事の関係で無理な方は致し方ないですが、できれば「1日履いたら翌日はスニーカーを履く」というメリハリが大切です!

②筋肉疲労をそのままにしないで…帰宅後はアフターケア

ヒールを履いた日は、帰宅後に必ず脚のマッサージを忘れないでください!

前述のとおり、ヒールを履くと脚に疲れが溜まりやすいです。

筋肉が疲れると「乳酸」という物質が溜まり、血管を収縮させてしまうんです。

身体には乳酸を一旦中和させてから、ミトコンドリアで酸化してエネルギー源として再利用する働きがあります。乳酸はエネルギー源として再利用されるのですが、乳酸の生成が消費を上回ると乳酸が蓄積することとなります。(引用:公益財団法人 長寿科学振興財団)

その結果、むくみや血行不良に繋がることも。

筋肉の疲れをとって老廃物を溜めないためにも、マッサージでアフターケアしましょう。

ヒールをうまく活用して憧れの美脚を目指そう!

ヒールは正しく選んで正しく歩けば、脚痩せ効果を期待できるアイテム◎

履いてるだけで筋トレをしているようなもので、筋トレのように「メンドウで続かない」ということもありません。

そしてヒールを履いた日はちゃんとアフターケア
脚を労わりながら、スラっと引き締まった美脚を手に入れていきましょう。

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ABOUT ME
中谷 彩花
中谷 彩花
1993年 神奈川生まれ。 新卒でアパレルメーカーに就職後、学生時代から美容ブログを運営していた経験がかわれLK.Fit編集部メンバーに。 趣味はダイエットやバストアップ等の美容情報を研究すること。 休日は愛猫と遊ぶのが最大の癒やし。