「胸が柔らかくて横に流れる」「流れた脂肪が胸のお肉になればいいのに・・・」
そんな風に悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
バストの横流れを放置すると背中・脇・お腹にはみ肉として定着したり、ボリュームダウンや垂れ乳・離れ乳などさまざまな胸の悩みに繋がるリスクもあります。
そこで今回は、胸が流れる原因と対処法についてご紹介します。
流れた脂肪を元に戻したい・バストをキレイな形のままキープしたい女性は必見です!
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Contents
胸が横に流れる4つの原因を解説
胸が横に流れる原因は1つではなく、次の4つが主な要因として挙げられます。
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胸が流れるのはただ単に「胸が柔らかすぎるから」というわけではないんです。
その原因を詳しく紹介していきます。
原因①ノーブラで過ごしている
1つ目の原因は、ノーブラで過ごしていることです。
胸にはクーパー靭帯という組織が通っており、クーパー靭帯が胸を引き上げることでバストは重力に負けず形にを保っています。
しかしクーパー靭帯は胸の重みで伸びたり切れたりしやすく、ノーブラでは胸の重みを支えきれずにクーパー靭帯を傷つける原因になってしまうのです。
日中はブラをしていても夜はノーブラで寝ている女性は多いと思いますが、睡眠中こそ寝相や寝返りによって胸が流れやすいので要注意です。
クーパー靱帯は1度伸びると元に戻らないので、伸びたり切れたりしないように予防することが重要です。
クーパー靭帯を守る方法は以下で詳しく解説しています。
クーパー靭帯とは?傷つけるNG行動と守る方法を徹底解説します
原因②間違ったサイズのブラの着用
胸が横に流れる原因2つ目は、間違ったサイズのブラを付けていることです。
本来のバストサイズより大きなブラをつけると、カップが浮いてバストをうまく支えられません。
すると胸が固定されずに揺れ動き、背中・脇・お腹へと流れ出てしまうのです。
一方小さすぎるブラで胸が押し潰され続けると、外側へと流れてしまう原因になります。
「サイズを測らず何となくでブラを買ってた」「ブラがフィットしていない気がする」・・・そんな方はサイズの見直しが必要です。
原因③ホルモンバランスの乱れ
女性ホルモンの分泌量が乱れたり減ったりすることも、胸が流れる原因の1つ。
女性ホルモンは、バストにハリを与えたり成長を促したりする役割があります。
しかし分泌が減ったり乱れると胸のハリがなくなり、しぼんだり流れやすくなったりします。
特に産後(授乳後)は、ホルモンバランスが乱れやすい期間。
また加齢や睡眠不足、ストレスの蓄積などでもホルモンバランスが崩れるので注意が必要です。
(出典:公益財団法人長寿科学振興財団)
睡眠不足やストレスの蓄積は、心身を整える自律神経を乱してしまいます。
自律神経が乱れてしまうと女性ホルモンのバランスも崩れてしまい、女性ホルモンを減少させてしまいます。(出典:東京美容外科)
原因④胸の筋力不足
胸の筋力が少ない・または衰えていると、胸は流れやすくなります。
胸には大胸筋という、胸全体から鎖骨の下にかけてを覆う大きな筋肉があります。
その胸の土台である大胸筋を鍛えることで、バストの位置をキープすることができている状態。
しかし土台である筋肉が衰えれば、その上にあるバストを支えきれずに垂れたり流れてしまうんです。
早速以下を参考に、胸の横流れの対処方法をマスターしていきましょう!
流れた胸を元に戻す対処方法5選
胸が流れてしまう方は、以下の5つの対処法を試してみてください。
※タップで各対処法にスクロールします。 |
筋トレやマッサージ・ナイトブラの着用等、日々の積み重ねが大切なのでしっかりチェックしましょう!
対処法①筋トレで大胸筋を鍛える
まずは以下の膝をついた腕立て伏せで、バストの土台になっている大胸筋を鍛えましょう!
回数:15回×3セット |
大胸筋はバストを持ち上げてくれている筋肉。
腕立てで鍛えることでバストがキュッと持ち上がり、上向きなバストに繋がります。
「腕立て伏せ」はバストの下にある胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)の二つの筋肉が鍛えられます。
これらを鍛えることバストも持ち上げることができるため自然と胸も大きくなると考えられています。(出典:東京美容外科)
大胸筋は日常では使うことの少ない筋肉なので、ぜひ毎日取り組んでみてください。
バストアップに効果的なカンタン筋トレは、以下ページでも多数紹介しています。
対処法②ナイトブラや育乳ブラで胸を支える
流れる胸を改善するなら、就寝時はナイトブラをつけましょう。
寝ている時は寝返りやうつ伏せによって、胸の脂肪を押し流してしまいます。
ナイトブラは昼用ブラとは違い、胸のお肉を正しい位置で固定して就寝時の胸の流れを防ぐアイテム。
バストを周りからしっかりホールドするので、寝返りをうっても脂肪が流れる心配がありません。
胸の形をキレイに補正する効果もあるので、一石何鳥にもなりますよ◎
>>ナイトブラの選び方はコチラの項目をチェック!
※タップで胸が流れている人におすすめのナイトブラの選び方にスクロールします
対処法③バストマッサージで脂肪を胸に戻す
バスト回りをマッサージすることで、女性ホルモンの分泌サポートや大胸筋の強化が期待できます。
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脇や背中に流れたお肉を再びバストに集める効果も期待できるので、脂肪を胸に寄せ集めるイメージで行いましょう。
また保湿効果のあるマッサージクリームを塗れば、肌への摩擦防止と同時に乾燥対策もできるので試してみてくださいね◎
バストアップに効くマッサージやクリームは下記ページでも詳しく解説しています。
>>バストアップマッサージの育乳効果ってどう?【自分でできる方法も紹介】
>>バストアップクリームの育乳効果ってどう?成分と副作用を紹介
対処法④筋肉・ホルモンになる食材を摂取
タンパク質は筋肉を作ったり、ハリのある肌を維持する上で欠かせない栄養素です。
(出典:厚生労働省)
鶏肉・大豆食品・卵など、タンパク質が豊富な食べ物を積極的に食卓に取り入れましょう。
大豆食品には女性ホルモンに似たはたらきをする「大豆イソフラボン」が含まれていて、胸の成長もサポートしてくれるので一石二鳥。
大豆イソフラボンは、植物エストロゲンのひとつといわれ、その化学構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため、エストロゲン受容体に結合することから、促進的あるいは競合的に種々の生体作用を発揮するとされております。
(出典:食品安全委員会)
プロテインやサプリメントを利用すると手軽に栄養が摂れるので、自分のライフスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
バストアップに効果的な食品一覧はこちら!
プロテインとサプリメントのバストアップ効果は、下記ページで詳しく解説しています。
対処法⑤自分に合ったサイズのブラジャーをつける
自分に合ったサイズのブラをつけて、バストをきちんと固定しましょう。
そのためにも、ブラは自分のバストサイズを測ったうえで購入することが大切です。
店舗で買う場合には、できる限り試着をしてから買うのがベスト。
通販の場合は返品やサイズ交換ができるか確認してから買うのがおすすめです。
またバストサイズは測定のタイミングによって変動することもあるので、半年に1回は測り直すようにしましょう。
バストサイズをきちんと測ったことがない・測り方が分からない方は、以下ページをチェックすればOK◎
【寝る・横になると胸が流れる方必見】ナイトブラ選びの3つのポイント
「寝てる時に胸が流れるのが気になる」「ノーブラor昼間のブラをつけて寝ている」・・・そんな方は、ナイトブラを使ってみましょう。
ナイトブラを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
※タップで各ポイントにスクロールします。 |
ナイトブラの効果やメリット・使用法を丸ごと知りたい方はコチラ!
ポイント①バストサイズをしっかり測っておく
普通のブラと同様、ナイトブラを購入する前に自分の正しいバストサイズを測っておきましょう!
ナイトブラはサイズが大きいと流れやすくなり、小さいと締め付けで血行不良や形崩れを起こしてしまい逆効果です。
またナイトブラはS・M・L展開が多いですが、メーカーによって各サイズは異なります。
メーカーごとのサイズをしっかりチェックしておくことも大切ですよ◎
ポイント②着心地や伸縮性の良い素材を選ぶ
ナイトブラは毎日使うものなので着け心地を良い素材を選びましょう。
特に伸縮性が高いものや肌触りの良いコットン素材のものがおすすめです。
繊維の先端が丸くなっているため、化学繊維などと比べて肌ざわりが良く、なめらかな風合いを楽しむことができます。
(出典:キャブ株式会社)
伸縮性が高いとバストにフィットして脂肪を固定できて、肌に優しい素材は締め付け感が緩和されます。
着け心地がよければ睡眠の質も向上して、女性ホルモンの分泌もスムーズになるでしょう◎
ポイント③補正力が高いものを選ぶ
以下のような補正力アップの設計になっていて、胸を固定するホールド力がしっかりあるものを選ぶようにしてください。
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補正力が高ければ、流れた脂肪を集めて包み込みやすいです。
また揺れ動くバストを固定して、寝ている間も正しい位置でキープしてくれますよ。
ナイトブラを選ぶ際は、補正力に関する記載があるかどうかも確認してみてくださいね。
胸が流れるお悩みにまつわるQ&A
Q.産後にバストが流れ始めたのはなぜ?対処法は?
出産後のバストは、ホルモンの減少で胸が急激にしぼみ脂肪が流れやすい状態になっているためです。
大きくなったバストを支えきれず、卒乳後に胸が垂れてしまうことも多くみられる変化です。
今まで以上に大きくなったバストの重力が、胸に大きくのしかかってしまった結果といえます。(出典:東京美容外科)
とはいえマタニティ期の女性は、対策を行う余裕はなかなかないはず。
ナイトブラなら忙しい妊娠中や産後の女性も手軽に取り入れられるので、興味がある方は以下記事もチェックしてみてくださいね。
Q.加齢による胸の流れの対処法は?
加齢による胸の流れには、エクササイズや筋トレで筋肉アップを目指しつつホルモンの元になる栄養を摂ることが大切です。
主にホルモンの減少が原因なので致し方ないことではありますが、あきらめずにコツコツとケアを続けていきましょう。
40代~50代からのバストケア方法詳細は、以下をチェックしてみてください。
胸の流れを予防して綺麗なバストをキープしよう
筋トレやマッサージ・ナイトブラの着用など、毎日の生活に対策を取り入れることで胸の形を保つことはできます。
これまで意識してこなかった方は、できることから取り入れることが第一歩。
原因をしっかりと理解して、今日から早速バストケアをはじめていきましょう!
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