多くの女性を悩ませる深刻な問題・むくみ。
「夕方になると足がむくんで痛い」
「ふくらはぎがいつも重だるい・・・」
そんな方も多いのではないでしょうか。
むくみは放置すると常に太く見えたり、脂肪がつきやすくなったりとデメリットばかりです。
そこで当ページでは、足のむくみを解消するマッサージ・ツボ押し等「自分でできるむくみケア」を徹底解説します。
すぐに実践できるので、むくみにお悩みの方は今日からさっそく対策してみてください。
Contents
足のむくみの原因とNG習慣をチェックしよう
足のむくみは水分が増加して溜まった“水太り”のような状態で、以下のような習慣で引き起こります。(出典:総合南東北病院)
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主に血流が滞り、水分や老廃物が排出されていないのが原因。
こうしたむくみには、マッサージやツボ押しで足を刺激するのが最も効果的と考えられます。
自分でできるマッサージ方法3選
早速むくみ解消に効果的なマッサージ方法を3つご紹介します。
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すでにあるむくみにはもちろん、日頃のむくみ対策にも効果的です◎
どれも3分以内でできてしまうので、無理のない範囲で取り入れてみましょう。
①ふくらはぎのむくみ解消マッサージ
最もむくみが気になる、ふくらはぎを軽くするマッサージをご紹介します。
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ふくらはぎは「第二の心臓」といわれ、血液を押し流すポンプの役割を果たしている部分です。
ふくらはぎの筋肉は、縮んだりふくらんだりしてポンプの役割を果たすことで、まさに「第2の心臓」として血液を上へと押し戻します。
(参照:千葉県医師会≪pdf≫)
重点的にマッサージすることで、ふくらはぎだけでなく足全体のむくみがとれて軽くなります。
脚のリンパを流す方向は下から上!
リンパは足の先端から心臓に向かって下から上へ流れているため、足先からふくらはぎの方向にかけてマッサージすることが大切。
方向を間違えると効果がないので、しっかりと守りましょう!
②【+α】ふくらはぎスッキリマッサージ
もっとふくらはぎをスッキリさせたい!という方は以下のマッサージも併せて行いましょう。
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膝裏にはリンパが集まる“リンパ節”があります。
リンパ節を刺激することで、溜まった老廃物が排出されやすくなりますよ。
③1日の終わりに!足全体の引き締めマッサージ
最後に寝ながらでも隙間時間にできるマッサージをご紹介します。
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むくんでいる方はかなり痛気持ちいいはず。
簡単ですがむくみ解消効果は高いので、寝る前などに習慣づけることをおすすめします。
足のむくみ解消グッズを使った方法2選
疲れている日やちょっとサボりたい日には、以下のマッサージ機を使ってもいいでしょう◎
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上記は手に力を入れる必要がないので、手軽にマッサージできます。
100均や量販店等で手に入れることができるので、ぜひ活用してみて下さい!
①マッサージローラー:足のコロコロのやり方
マッサージローラーには棒状とローラー状のものがありますが、どちらもコロコロするだけでマッサージできます◎
回数:各10回 |
マッサージローラーを使う場合は、往復しないことが大切。
上述したようにリンパは下から上に流れているため、下から上の一方向に沿ってマッサージしましょう◎
②かっさ:血行促進&毒素排出効果アリ
中国の民間療法からうまれたかっさで以下のように刺激することで、血行促進や毒素の排出が期待できます。
(参考:日本かっさ協会)
回数:各5回 |
かっさは硬い素材のアイテムなので、摩擦を軽減できるようマッサージ前はオイルやクリームを塗ってくださいね。
足のむくみ解消に効くツボ3選
足のむくみを解消へと導く、以下3つのツボをご紹介します。
※タップで各項目にスクロールします。 |
下から上に流れる脚のリンパにあわせ、足裏~膝下の順に刺激することが大切です。
ゆっくりと丁寧にツボ押ししていきましょう。
足全体のツボ押しを詳しく知りたい方は以下ページもチェック!
>>脚痩せ(太もも・ふくらはぎ)効果のある<9つのツボ>を押して美脚をゲットしよう!
ふくらはぎのむくみに効くツボ①:湧泉(ゆうせん)
足裏のへこんでいる場所にある湧泉(ゆうせん)を、以下の通りに押してみましょう。
回数:10回 |
こちらは、ふくらはぎのむくみの解消にピッタリなツボです。
下半身の冷えにも効果を見込めるので、冷え性の人も積極的に刺激してみましょう。
ふくらはぎのむくみに効くツボ②:三陰交(さんいんこう)
くるぶしから指四本分上にある三陰交(さんいんこう)を、以下の通りに押してみましょう。
回数:10回 |
上記ツボは、女性ホルモンのバランスを整える効果もあるといわれています。
「三陰交」というツボには女性ホルモンのバランスを整える働きがあり、前回ご紹介した「足三里」にあやかって「女三里」 とも呼ばれる、女性特有の症状に効果を発揮するツボなのです。
(出典:りせい鍼灸院接骨院)
生理不順等、ホルモンバランスが関係する症状にお悩みの方におすすめのツボです。
下半身全体のむくみに効くツボ:足三里(あしさんり)
最後に膝下から指四本分下にある足三里(あしさんり)を、以下の通りに押してみましょう。
回数:10回 |
ふくらはぎだけでなく、足首から太もも全体のむくみ解消に効果的。
体に溜まった老廃物の排出を促してくれるので、スッキリとするはずです。
自宅でむくみ解消ケアを行う際のポイント
足のむくみ解消マッサージを行う際は、以下の2つを取り入れてみてください!
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効果を上げるために、ぜひチェックしておきましょう。
①足にオイルを塗ってオイルマッサージをする
マッサージをする時は脚にマッサージオイル(ジェル)やクリームを塗ることで、以下2つのメリットがあります。
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滑りが良くなることで、スムーズなケアが可能に◎
また脚の肌への摩擦も軽減できるため、ぜひ活用してみて下さい。
②入浴中または入浴後のケアが効果的
むくみ解消のマッサージは、入浴中か入浴後に行うのがおすすめです。
お風呂で身体が温まること代謝が上がり、水圧の刺激で血液やリンパの流れをよくするサポートをしてくれます。
また筋肉が柔らかくなり、下半身のリンパを刺激しやすくなる効果も◎
(出典:お風呂で脚痩せダイエット!正しい入浴方法でバスタイムを有効活用しよう)
リラックスしている時間帯は身体がほぐれやすいため、難しい方は夜寝る前に行ってもOKです。
お風呂に入りながらむくみを解消する方法をもっと知りたい方は、以下の記事も要チェック!
>>むくみ解消に繋がるお風呂の入り方!
日常でできる6つのむくみ解消習慣
日常でも、以下に気を付けるだけでむくみを予防できます。
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オフィスワークや在宅ワークで座りっぱなしの方は、1時間ごとに席を立つだけでも効果的。
また冷たい飲み物は避けつつ、水分を排出する食べ物を積極的に取るなど内側からのケアも行って下さいね。
むくみ解消に効果的な食べ物・飲み物に関する詳細は以下のページをチェック!
脚のむくみ改善ケアに関するQ&A
Q.脚のむくみがとれれば、痩せることもできますか?
むくみが取れれば脚がスッキリするため、結果的に脚痩せを目指すことも可能です。
とはいえ即効性は期待できないため、1~3ヶ月は毎日マッサージやツボ押し等のケアを続けてみましょう。
※「脚がすっきりする」程度の効果なら、マッサージ直後から感じられるケースもあります。
マッサージの他にも、会社の隙間時間で脚を揉む・こまめに全身を動かす・足元を暖かくする等の工夫で効果は倍増。
日常生活でも上記のような血流をよくする対策をぜひ取り入れてみて下さい。
Q.妊娠中・産後でもマッサージをして平気ですか?
経過良好と診断されているなら、妊娠中(初期~中期)や産後にマッサージをしてもいいでしょう。
妊娠中はホルモンバランスの関係で妊娠前よりも脚がむくみやすいため、マッサージを行えばスッキリとするはずです。(出典:公益財団法人 母子衛生研究会)
しかし妊娠後期~臨月の方はお腹も大きく、マッサージしづらい可能性大。
体勢によっては負担になりかねないため、必ず主治医の相談のもとで判断してください。
Q.セルフマッサージとお店やサロンとの違いは?どちらがおすすめ?
結論から言えば、まずはセルフマッサージを行うことをおすすめします。
サロンでは、マッサージ機器やアロマ・オイルを使用するところが多数。
またプロの手によるマッサージなので、安心感も高いでしょう。
ただし何度も通い続ける必要があり、高額な費用がかかりがちなのがデメリット。
また確実な効果も保証はできません。
まずは自分でマッサージを行い、物足りなければサロンを検討することをおすすめします。
足のむくみを解消して女性らしい美脚を手に入れよう
今回紹介したリンパマッサージを毎日続ければ、シュッとした自然な美脚を取り戻せるはず。
ぜひ日常的にケアを取り入れて、溜まった水分・老廃物はその日のうちにスッキリ解消させましょう!
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