ブラジャーは女性にとって欠かせないアイテムですが、デザインや色だけで選んでる方も多いのではないでしょうか。
一口にブラジャーといってもシーンや形別で様々な種類が展開されており、それぞれ特徴も異なります。
そこで今回はブラジャーの種類と、各バストのタイプに合った型をイラストも含めて紹介。
「自分にはどのようなブラジャーが合っているんだろう」という疑問がある方は、ブラジャー選びの参考として読んでみてくださいね。
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Contents
ブラジャーの基本的な構造を解説
ブラジャーは大きく分けて以下4つの構造から成り立っています。
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最近ではホックやストラップがない形のものも展開。
またカップの形には様々な種類があり、バストの大きさや魅せ方によって使い分けることが可能です。
スタンダードな型のブラジャー8種類を紹介
ブラジャーを想像したときに思い浮かびやすい、標準的な形の中にもいくつか種類があります。
どれを着用するべきか迷う方のために、以下では胸の大きさや形・理想のバストでそれぞれ向いているブラジャーを一挙ご紹介。
※項目をタップすると気になる詳細にスクロールします。
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上記で自分の胸や理想に合ったブラをみつけて、特徴を確認してみましょう。
①フルカップブラ
バスト全体を包み込んでくれるタイプの【フルカップブラ】。
カップの面積が広く作られており、胸全体をホールドすることができます。
また中心の生地部分が深いので、ボリュームがあってもしっかり支えられて安定感バツグン。
ストラップがカップの中心寄りに付いているため、胸を持ち上げて形を整えられるのもフルカップブラのメリットです。
【フルカップブラがオススメな人】
- バストがCカップ以上あって重たい
- バストが柔らかくて上下左右に移動しやすい
- バストが下がり始めてる気がする
胸が大きいのが気になるという方は下記ページを参考にしてコーデを選んでみてください。
②ハーフカップブラ(1/2カップブラ)
カップの上側が水平な型の【ハーフカップブラ】。
ほとんどが肩紐を取り外せるタイプ(ストラップレス)です。
バストを下から支える機能に優れていて、垂れた胸でも上向きに持ち上げることができます。
また上側が水平になっているため、バストが小さくてもふっくらとしたボリュームを出せる点も大きな長所です。
【ハーフカップブラがおすすめの人】
- バストが小さくて悩んでいる
- 胸の下部分にボリュームがある
- バストが垂れてしまっている
- 首周り・胸元が空いた服を着たい
- オフショルダーを着たい
小さい胸を何とかしたい!という方は下記ページを参考にしてください。
③クオーターカップブラ(3/4カップブラ)
カップの面積がフルカップの3/4の【クオーターカップブラ】。
カップの上側がフロントに向かってカットされていて、バストを中央に寄せる力が比較的強めです。
またストラップがカップの外側寄りに付いているので、脇のお肉をしっかり寄せてサイドをスッキリみせることができます。
【クオーターカップブラがおすすめの人】
- 胸が小さいけど谷間を作りたい
- バストが離れてきたから寄せたい
④トップレスブラ(1/4カップブラ)
ほぼ水平のカップにバストを乗せて持ち上げる【トップレスブラ】。
アンダーバストのみをカップで支えることでより大きく見せて、前に押し出すタイプです。
しかしバストトップが露出してしまうため、あまり一般的ではありません。
下着としての機能よりも装飾的な要素が重視されています。
【トップレスブラがおすすめの人】
- バストが小さいから大きくみせたい
- とにかくセクシーさを出したい
⑤三角ブラ(ブラレット)
ノンワイヤーで締め付けが少ない【三角ブラ】。
ワイヤーがないため生地と肌が触れる面積が広く、身体にフィットしやすいのが特徴。
また締め付けを感じにくいため、一般的な形のブラジャーの中でも着心地は良い方です。
さらにバスト全体を覆っているため、ずれにくいのもメリットの1つ。
カップがないものが一般的ですが、最近ではパッドがあらかじめ内蔵されているタイプもあります。
しかしワイヤーがない分ホールド力はイマイチなので、バストが大きめの方は自宅でのリラックス用として使用しましょう。
【三角ブラがおすすめな人】
- ブラジャーの締め付けが苦手
- 胸が小さくてピッタリのサイズがない
- ゆったりと楽に着用したい
三角ブラをはじめとするノンワイヤーブラの特徴・選び方・使い方を詳しく知りたい方はコチラ。
>>ノンワイヤーブラは胸が垂れるって本当?特徴や選び方もまとめて解説
⑥ブラトップ(カップ付きキャミソール)
簡単に着脱できる【ブラトップ】。
キャミソールタイプが多く、服のように被って着脱します。
インナーにカップが内蔵されているため、圧迫感を感じずラクに着用できるのが魅力です。
肌着としても使えるので透け感を気にする必要がない点も嬉しいポイント。
しかしホールド力は弱いため、運動するときや胸が大きい人は注意して使いましょう。
【ブラトップがおすすめな人】
- ブラジャーならではの締め付け感が苦手
- 肌着とブラジャーをまとめて着たい
⑦フロントホックブラ
留め具が前部分についている【フロントホックブラ】。
ホックが中心に付いていて取り外しが簡単にできるため、着脱しやすいつくりになっています。
また寄せる力もしっかりしているので、キレイな谷間を作りたい時にピッタリ。
逆に後ろには何もついていないおかげで、シャツをはじめとした薄い生地のお洋服を着てもバックシルエットが綺麗に見える点も魅力の一つです。
【フロントホックブラがおすすめの人】
- ブラジャーのホックを後ろで止めるのに苦戦してしまう
- 胸が小さいけど谷間を作りたい
- シャツや薄手のニットを着る機会が多い
⑧バストアップブラ(プッシュアップブラ)
胸を大きく見せるための【バストアップブラ】。
パッドを挿入することでカップに厚みを出し、胸にボリュームを出すことができます。
「Aカップで全然谷間ができない・・・」という方も手を出しやすいブラジャーです。
【バストアップブラがおすすめの人】
- 胸が小さいけど谷間を作りたい
- 胸をボリュームアップさせたい
もっと谷間を作りたい・胸の盛り方を知りたい方は、下記ページをチェック!
>>【日常から水着までシーン別】正しい胸の盛り方を紹介します
服装やシーン別で役立つ7種類のブラジャーを紹介!
女性なら一度は「この服可愛いけどブラジャーが見えそうで不安・・・」といった場面に遭遇したことがあるはず。
そこで以下ではシーンごとに特化したブラジャーを服装・場面別に紹介します。
※タップで気になる項目にスクロールできます。
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どれも持っていると便利なブラジャーのため、順番に確認してみましょう。
背中が大きく空いた服を着るとき【バックレスブラ/ホルターネックブラ】
バックレスブラは背中のベルトの位置が通常よりも低めに付いてるのが特徴。
基本的には肩紐が付いていないタイプが多いです。
またバックレスブラと同じ作りですが、ストラップを首からかけてブラを支えるホルターネックブラもあります。
ストラップにデザイン性のあるタイプは見せブラとしても使用できるので、首元から背中にかけて大きく開いたトップスと相性ピッタリです。
肩や胸元が大きく空いた服を着るとき【チューブトップブラ】
チューブトップブラは肩紐がないため、オフショルダーのトップスを着るときに便利な一枚。
カップが入っているので、デザイン性があるものはインナーとして着ることも可能です。
またノンワイヤーで締め付け感が弱く、ストレスフリーな点もポイント。
重ね着アイテムとしても便利なうえに、様々な場面で使いまわしができる万能なブラジャーです。
薄着の服を着るとき【モールドカップブラ(シームレスカップブラ)】
モールドカップはアウターにひびきにくいため、薄い服を着てもバストの形を綺麗にみせてくれます。
一枚の生地を加工して作られており、縫い目がないのでつるんとした見た目です。
ほとんどが作りも色味もシンプルなので、”あまり派手な下着は付けない”という方に向いています。
妊娠中なら気楽に【マタニティブラ】
マタニティブラはその名の通り、妊娠中に着用するためのブラジャーです。
一般的なブラジャーよりも締め付けが弱く乳腺の発達を妨げないようなつくりになっているので、妊娠によりバストの大きさや形が変わってもしっかりと支えることができます。
マタニティブラは妊娠して体型の変化がわかるようになったタイミングが使い時です。
夜寝るときは程よいホールド力でバストを支える【ナイトブラ】
ナイトブラは就寝するとき専用のブラジャーです。
程良い着圧があり寝返りしてもずれにくいため、寝ている間もバストの形を守ることができます。
さらに背中や脇下のお肉を中央に寄せてキープすることにより、バストアップ効果も見込めるんです。
※ナイトブラ自体に育乳・バストアップ効果はありません。
普段昼用のブラジャーやノーブラで寝ている人は、この機会にナイトブラを取り入れてみましょう。
▼ナイトブラ以外のブラで寝た場合のデメリットを徹底解説!
>>ナイトブラの代用は危険!詳しい理由と他のブラを使うことによるバストへの影響を解説
▼40代~50代の女性必見!特化したナイトブラの選び方をご紹介。
>>40代こそナイトブラが効果的!おすすめの選び方をご紹介
>>40代~50代こそナイトブラは必須!得られる効果とおすすめの選び方を解説
身体を激しく動かすときは【スポーツブラ】
スポーツブラは運動等の激しく身体を動かすときに付けます。
大きな長所は全体的に胸を支える力が強く、運動によるバストの揺れを極力おさえられること。
激しい揺れを軽減することで、バストを支えているクーパー靭帯の損傷防止にもなります。
※タップでクーパー靭帯の詳細ページに移動します。
さらに速乾性がある素材でできているものがほとんどなので、ムレや汗も気になりにくいんです。
運動をするときや仕事で激しい動きをする方にとっては必須アイテムと言えます。
ブライダルには【ロングラインブラ】
ロングラインブラはブライダルの場面に適したブラジャーです。
丈がバストからウエストまでと長く、上半身を引き締めてスッキリとみせることができます。
またウエストニッパーやガーターベルトの機能を兼ね備えているタイプが多め。
バストはボリュームを、ウエストはくびれを出すことでドレスに似合うボディラインを作り出せる点もメリットの一つです。
結婚式やパーティーでドレスを着用するときもよく使用されています。
【ブラジャーと一緒に使いたい】バストをよりキレイに見せる便利アイテム2選
以下ではバストをもっときれいに見せたいときに、ブラジャーと併用して使える便利なアイテムを2つ紹介します。
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使用するのとしないのでは全く違うので、ぜひ活用してみましょう。
①胸のバランスを整える【ブラパッド】
ブラパッドはバストのボリュームが足りないときに左右のバランスを合わせることができるアイテム。
胸の大きさは身体の歪みや筋肉のつき方の違いによって左右で異なりますが、ブラパッドを付ければ胸の形を整えて美しい身体のラインを作り出すことが可能です。
もちろんバスト自体を大きくみせるためにも役立ちます。
「バストが小さいから盛りたい」「バストの左右差が気になる」という方にオススメです。
②谷間メイクができる【ヌーブラ】
ヌーブラはバストサイズに関係なく、簡単にナチュラルな谷間を作るための手助けをするアイテムです。
シリコン製で粘着性があり、直接バストに張り付けて寄せて上げる機能があります。
またストラップやアンダーベルトがないため、背中や肩をスッキリ見せることも可能。
「胸元が空いてて寂しい」「自然な谷間を作りたい」という方は試してみる価値アリです。
自分のバストに適したブラジャーを選ぼう!
一言で「ブラジャー」と言っても、使用するシーンやバストの形に応じて様々な種類があります。
自身のバストの形や大きさを良く理解して、適したタイプを見極めることが大切です。
購入するときはデザインだけに惹かれず、ブラジャーの形も確認するようにしましょう。
自分に合ったブラジャーを見つけたら、以下記事で正しい付け方をおさらいしましょう。
>>知らないとヤバい!本当に正しいブラジャーの付け方【ワイヤーブラ以外も紹介】
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