外出中だけど、ブラ紐がかゆいからめっちゃブラ外したい
— おにくちゃん (@SteamShip45) 2017年11月12日
胸の下、アンダーぐらいにくそほど汗かくし痒くて仕方ないから、夏はブラまじでしたくない。ブラしなくてもかゆい。ベビーパウダー以外に対策はないのか…😭
— いおり (@i0ri3) 2019年6月3日
日頃からブラジャーを使用していると、このような悩みを感じてしまう女性も多いのではないでしょうか。
肌に直接触れるものなので、一度気になり出したらキリがないですよね。
そんなお悩みを解決すべく、今回はブラを着けたときに感じるかゆみの原因と対策をまとめました。
日頃の生活に取り入れられる予防法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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ブラジャーによるかゆみ・かぶれの原因
ブラジャーを着用することで生じるかゆみやかぶれには、主に以下5つの原因が考えられます。
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項目別で解説していくので、当てはまっていそうなものがないかチェックしてみてくださいね。
1.ブラの締め付け・摩擦による刺激(主に背中・肩・アンダー部分)
ブラそのもののサイズや素材が合わないことで締め付けや摩擦が生じ、跡ができてかゆみが起きているケースです。
特にワイヤーやストラップの部分は締め付けが強いつくりになっているので、バストの下や背中がかゆい方は摩擦による可能性が高いでしょう。
またレース・リボン・タグ・ストラップの調整部分や、背中のホックが肌に擦れることでかゆみやかぶれが生じることもあります。
2.ブラの素材や付着した成分に対するアレルギー反応
ブラに含まれる素材や付着したものでアレルギー反応が起き、かゆみやかぶれに繋がる可能性もあります。
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特にアレルギー体質の方やアトピー性皮膚炎などの肌疾患を持っている方は要注意。
デリケートなバストに直接触れるものなので、今使っているブラを見直す必要があります。
3.汗によるかぶれ・雑菌の繁殖
汗でブラ部分が蒸れることでかゆみを引き起こすケースも少なくありません。
特に汗で湿ったブラは雑菌が繁殖しやすくなっています。
さらに蒸れてふやけた肌はバリア機能が低下し、肌トラブルを受けやすい状態になっている場合も。
汗っかきな方や夏になるとかゆくなる方は要注意です。
4.乾燥によるバリア機能低下
肌が乾燥することもかゆみの大きな原因に繋がる可能性があります。
乾燥した肌は外部刺激から皮膚を守るバリア機能が低下し、少しの刺激にも反応しやすくなっている状態です。
特に乾燥しやすい冬にかゆみが出る・増すという方に当てはまる場合が多いと言えます。
5.食生活の乱れや栄養不足
直接的なかゆみの原因にはなりませんが、食生活の乱れでかゆみを感じやすくなることも。
特に野菜やたんぱく質が不足すると身体の免疫力が下がり、皮膚が刺激に反応しやすくなります。
さらに栄養不足は女性ホルモンの乱れや肌の乾燥も引き起こすので、かゆみが強まる可能性もあるんです。
「最近野菜を食べてないかも…」「ダイエット中でお肉や魚は避けがち」という方は栄養不足に陥っている可能性があるので、今の食生活を見直してみましょう。
かゆみやかぶれが生じたときの対策
かゆみが生じているときは、以下の対策が効果的です。
- 今着用しているブラを変える
- かゆい部分を冷やしてかゆみ物質の働きを抑制する
- かゆみや炎症の抑制に効く薬を塗る
またかゆいからといってムリに掻くのはNG。
刺激によってかゆみ物質である”ヒスタミン”の分泌を促してしまい、さらに悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
傷ができて跡になってしまう可能性もあるので注意してくださいね。
【病院に行くべきかゆみの症状】
以下のような症状が出ている場合、ブラジャーによるかゆみではなくアトピー性皮膚炎や内臓疾患などが原因の可能性もあります。
(出典:順天堂大学 環境医学研究所)
- 抗ヒスタミン薬を使用しても効果がない
- 赤みのある湿疹・プツプツと盛り上がった湿疹・ジクジクとした水分の多い湿疹がでている、繰り返している
- 猛烈なかゆみにおそわれる
- 掻いた場所の皮膚が厚くゴワゴワしている
- 肌に異常はないのに夜も眠れないほどのかゆみがある
少しでも当てはまる方は早めに病院を受診してくださいね。
1.今着用しているブラを変える
ブラのサイズや素材が身体に合っていないせいでかゆみが生じる場合があるので、まずは今着用しているブラを変えてみましょう。
レースやリボンなどの装飾があたってかゆい方は、それらが一切付いていないシンプルなデザインのブラを選んでみてください。
かゆみを起こしにくいブラの選び方については、詳しく後述しています。
※リンクをタップするとかゆみを起こしにくいブラの選び方詳細にスクロールします。
2.患部を冷やしてかゆみ物質の働きを抑制する
冷やしたタオルや保冷剤でかゆい部分を冷やすのも効果的です。
皮膚をクールダウンさせることでかゆみを伝達する神経の働きを抑制できます。
(出典:九州大学医学部 皮膚科学教室)
ただし冷やしすぎると凍傷の恐れがあるので要注意。
ある程度かゆみが落ち着いたら冷やすのをやめてしばらく様子をみてくださいね。
3.炎症やかゆみの抑制に効く薬を塗る
どうしてもかゆみがおさまらない時は、炎症止めの市販薬を使ってみるのもありです。
なかでもやさしく炎症を抑えるステロイド成分や、かゆみを抑制する抗ヒスタミン成分を配合した塗り薬が効果的。
(出典:九州大学医学部皮膚科学教室)
もし「どの薬がいいかわからない」という方は、お近くの薬局で薬剤師さんに相談してみましょう。
【薬を使用するときの注意点】
かゆみや炎症の原因が特定できないまま薬を使用し続けるとかえって症状が悪化する原因に繋がりかねません。
「様子をみてもいっこうによくならない」というときは自己判断をせず、必ず病院を受診して専門医に相談してくださいね。
ブラジャーによるかゆみやかぶれを防ぐ5つの方法
ブラによるかゆみを防ぐには、以下5つの予防法が効果的です。
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日々のちょっとした心がけで取り入れられることばかりなので、ぜひ実践してみて下さいね!
1.かゆみを起こしにくいブラジャーを選ぶ
以下の4点を参考に、かゆみを起こしにくいブラを選びましょう。
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項目ごとにそれぞれのポイントを詳しく紹介します!
バストサイズを見直して身体にフィットするブラジャーを選ぶ
まずは今持っているブラのサイズを見直してみましょう。
身体にしっかりフィットするブラを選ぶだけで、かゆみが改善されることもあるんです。
特に締め付けがきつい・摩擦が起きているなら、ブラが小さすぎている可能性があります。
「そういえばしばらくサイズを測っていないな…」という方は、この機会にバストサイズを測り直してみてくださいね。
バストサイズの正しい測り方は以下をチェック!
自分で正しく測る方法を1から詳しく解説しています。
>>ブラジャーのサイズの測り方を基礎から徹底解説!【バストサイズは自分で測れる】
ワイヤーがない・締め付けが少ないブラジャーを選ぶ
ワイヤー入りのブラを着用している方は、ノンワイヤーブラや締め付けが弱いソフトブラ・ブラトップ・スポーツブラを試してみましょう。
ワイヤー部分や締め付けがなくなることによって摩擦が軽減され、かゆみの解消に繋がることもあります。
「ノンワイヤーや締め付けの弱いブラばかりを使うのは不安…」という方は、これらのブラを数日おきにローテーションして使うのもオススメ。
また夜だけはゆったりとしたナイトブラを使うことで、睡眠中に起きる締め付けや摩擦防止にも繋がります。
>>ノンワイヤーブラは胸が垂れる!?真相を徹底解説
→ノンワイヤーブラの特徴や使い方・選び方をまとめて解説しています。
>>【画像付き】ブラジャーの種類と各役割を胸のタイプ別で紹介
→締め付けが弱いブラを含めたそれぞれの特徴を紹介しています。
>>ナイトブラの効果・役割は?【失敗しない選び方も紹介】
→ナイトブラの効果や役割、選び方を詳しく解説しています。
アンダー部分や肩紐が太いブラジャーを選ぶ
アンダー部分や肩紐部分にかゆみを感じる方は、該当している部分が太いブラを選んでみましょう。
太めのブラは肌にかかる圧力が分散されて負担が少なくすみます。
締め付け感も軽減され、着心地も楽になるでしょう◎
肌にやさしい天然繊維で作られたブラジャーを選ぶ
肌にやさしいのが特徴の、天然繊維で作られたブラを選ぶのもオススメです。
代表的な天然繊維は綿(コットン)、絹(シルク)などが挙げられます。
これらは保湿力や通気性に優れていて、かゆみを起こしにくいんです。
(出典:療整院)
特に敏感肌や肌が弱い方は、ブラジャーを選ぶときの参考として覚えておきましょう。
2.アレルギー原因になりそうなものを避ける
アレルギーの原因を避けるために、それぞれ以下のような対策をするだけでもかゆみ改善に繋がる可能性があります。
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もしもかゆみの原因として当てはまりそうなものがあればそれらを避け、上記を参考に対策をしてみてください。
「そもそも自分にアレルギーがあるかわからない」という方は、パッチテストはじめとしたアレルギー検査を受けてみるといいでしょう。
かゆみや肌トラブルの原因を調べられるので、気になる方はぜひ皮膚科を受診してみてくださいね。
3.ブラと身体を清潔にし汗による肌荒れを防ぐ【特に夏】
汗による蒸れをかゆみをおさえるには、ブラと身体を清潔に保つことが重要です。
特に汚れたブラは雑菌が繁殖しやすいので、着用後はすぐに洗うのがベスト。
また汗をかきやすい夏は、こまめに身体ふくことも意識しましょう。
さっと汗を拭きとれる汗拭きシートを持ち歩くのもオススメです◎
ブラや身体を不潔にしているとカビが生え、かゆみ以外の病気を発症することも。
以下ではブラに生えるカビの種類や取り方、予防法について解説しています。
>>ブラジャーにカビが生えた!自分でできる取り方を解説します【カビの原因と予防法も紹介】
ブラの洗い方について詳しく知りたい方はこちらも必見。
ブラジャーの正しい洗い方・干し方、お手入れに関するギモンについて解説しています。>>ブラジャーの正しいお手入れ方法は?【洗い方・干し方から気になるギモンも解説】
4.乾燥を防いで肌のバリア機能を保つ【特に冬】
乾燥によるかゆみを防ぐには、以下の対策で乾燥を防いでバリア機能を保つことが大切です。
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顔の乾燥対策に気を遣う女性は多いですが、ブラによってかゆみを起こしやすい肩や背中は見落としがち。
特に乾燥しやすい冬場は、より乾燥対策に力をいれましょう!
5.食生活を見直して健康的なお肌づくりをする
野菜やたんぱく質を含んだバランスの良い食事できちんと栄養を摂ることで、かゆみや刺激に強い肌をつくれます。
特にビタミン類と食物繊維・亜鉛は、肌トラブルの防止には欠かせない栄養素です。
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日々の食事に取り入れて、ぜひ積極的に摂取してください!
食事の見直しは、バストアップの効果を高めるためにも大切な要素です。
バストアップが期待できる栄養素が知りたい方は、こちらも要チェック!
>>食事も大切!バストアップ効果が期待できる4つの栄養素&食材
以下では育乳食材・キャベツの効果を詳しく解説しています。
>>【コメントあり】キャベツでバストアップした人はいる?効果・食べ方を徹底検証
ブラジャーの痒み・かぶれとおさらばしよう
ブラによるかぶれやかゆみの原因は広く考えられるので、まずはご自身のトラブルの原因となっていそうなものを突き止めましょう。
そして今回ご紹介した対処法を試しながら、かゆみの予防策を日々の生活に取り入れてみてください。
ブラのかぶれやかゆみから解放され、ストレスフリーな毎日を過ごしましょう!
ブラジャーによってかゆみの他にも痛みを感じる方は以下記事も要チェック!
痛くなる原因と対策法を部位別に詳しく解説しています。
>>ブラジャーを着けると痛い原因と対策を徹底解説!すぐできる応急処置も紹介
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