「寝るときはブラをつけたくない」という女性も多いのではないでしょうか。
しかし、このようにノーブラで寝ることによるメリットは多数あります。
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とはいえ注意点もメリットと同じだけあるので、安易にブラを付けずに寝るのもご法度。
当記事ではノーブラで寝るメリット・デメリットをまとめたので、参考にして下さい。
そして女性が一番気になる「ノーブラで寝ると胸が大きくなる?」ですが、正直どちらとも言えません…。
詳しい内容はページ内でお伝えしているので、ノーブラが皆さんの胸に与える影響を熟知していきましょう。
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Contents
ノーブラで寝ると“胸が大きくなる”は本当?
冒頭でも述べたように、ノーブラによるバストアップ効果はあるともないとも言えません。
というのも『ノーブラでバストアップする』という科学的根拠がなく、「胸が大きくなった」というのはあくまでも口コミの範囲内だけの話です。
【ノーブラでバストアップした人の声】
てかさ、1ヶ月ノーブラで過したら
小さくなったと思いきや
大きくなったっぽい
— 🐰루이🐰るい (@mmld_rui) 2018年12月21日
すごい話変わるけど、冬休み中に外出しない日はずっとノーブラで過ごしてたら胸が少し大きくなった
やっぱブラは胸を圧迫させてるもんな— 茉茶猫、日本にいるってよ (@mattyacat_kirie) 2017年1月16日
【ノーブラでバストアップしなかった人の声】
友達がノーブラで寝ると胸が大きくなるって言うからノーブラで寝てるのに大きくならないよ
— なつきん (@B_O_natsukin) 2014年10月12日
ねぇ
ブラジャーつけないで生活すると胸が大きくなるって聞いたから休みの日はノーブラで生活してるけど大きくならないよ?
学校行く時もノーブラで行けってことか?!?!— 魔魂断 (@_makondan_) 2017年10月22日
上記のようにブラを付けないことで「胸が大きくなった」という声もあれば、「ノーブラでも胸が大きくならない」という口コミもありました。
賛否両論なので、ノーブラで寝ると胸が大きくなるという確かな根拠はないんですね。
ただし就寝時のノーブラには、豊胸以外のメリットもあります。
後述からはノーブラで寝ることのメリット・デメリットを見ていきましょう。
バストアップしたい方はコチラを読めば全知識が丸わかりです◎
【永久保存版】胸を大きくするには?簡単・自力でできるバストアップ方法まとめ
ノーブラで寝る4つのメリット
1.むくみや冷え性が出にくくなる
ノーブラで寝る一番の利点は、リンパの循環が良くなり「むくみ」や「冷え性」などの症状に繋がりにくくなること。
脇下からバストの付け根には2つのリンパがあり、ブラの締め付け具合によってはリンパ循環が悪くなります。
引用:JR東京総合病院
仕事終わりに足がむくむ女性もいらっしゃると思いますが、これは座り姿勢で下半身のリンパが圧迫されているため。
同じようにブラジャーを付けた状態だと脇下~胸周りのリンパが圧迫されて、寝起きのむくみにつながるというわけです。
また血液循環が良くなると熱が伝わりやすくなるので、指先などの冷え予防にも期待できます。
2.肩こり解消
前述したとおりノーブラで寝るとリンパや血行が良好になるので、肩こり解消も期待できます。
実際に「ブラを付けなくなったことで肩こりが解消された」という口コミも多数。
【ノーブラによる肩こり解消の口コミ】
(出典:読売新聞 発言小町)
* (上記の下着だと)汗をよく吸うのでアセモができにくい
* 長年の肩コリがなくなった
* 経済的(笑)
ひもがずり落ちて気になることもないし、肩こりも軽くなったような。
やめてよかった事は、いいことずくめなんですが、まず慢性の肩こりで首~腰にかけて重い石を背負ってる感じだったのが全く無くなったこと、
このようにブラを付けなくなったことで、首周りのコリがなくなった方は少なからずいるようです。
また寝起きに肩のこりや重みを感じる方は、ブラの締め付けも考えられます。
ブラジャーが原因の肩こりについては以下のページで詳しく解説しています。
>>ブラジャーで肩こりが起こる原因は?解消方法と肩こりしないブラジャーの見極め方を解説
3.装着部分の蒸れ・かゆみがない
夏場などはブラを付けていると、パッド部分が蒸れて痒くなったりします。
酷いと汗で吹き出物ができることも…。
しかしブラを付けずに寝れば、バストが蒸れることなく肌トラブルも防げます。
ブラ蒸れによる汗疹も抑制できるので、肌が弱い女性にも就寝時のノーブラはおすすめです。
4.締め付けの不快感がなく快適に寝られる
多くの女性が味わう、ブラ脱衣後の突き除けるような圧倒的開放感。
ブラを付けたまま寝ていると以下のような不快感に見舞われることは多いと思います。
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しかしノーブラにすることでこのような症状がなくなり、快適に寝付けるというのは言わずもがなというところ。
「最近寝付きが悪い」という方は、睡眠の質を上げるためにノーブラ習慣を取り入れるのも一つの手です。
ノーブラで寝る4つのデメリット
ノーブラで寝ることはメリットだけでなく、デメリットもあるので注意してください。
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はじめに「ノーブラで寝ても胸は大きくなる根拠はない」とお伝えしましたが、一方でノーブラで寝ると胸が垂れる可能性は大いにあります。
また形が変化するリスクもあるので、バストが大きな女性は注意が必要です。
1.胸が垂れやすくなる
多くの女性が気になる「胸の垂れ」ですが、ノーブラで寝る習慣を続けるとバストが次第に垂れてきます。
女性の胸には“クーパー靭帯”という胸を支える靭帯がありますが、クーパー靭帯は重力で伸びてしまうんです。
(関連記事:クーパー靭帯とは?1度切れたら復活しないから注意…!)
乳房全体の重さが重ければ重いほど、重力の影響を受けやすく、皮膚の伸縮性が低下して下垂します。
(出典:福岡大学医学形成外科)
形成外科のHPにも記載があるように、胸を支えず重力がかかると胸の皮膚やクーパー靭帯が伸びて胸が垂れます。
しかもクーパー靭帯は一度伸びると元には戻りません。
一度垂れ始めるとそのままなので、ハリのあるバストを保ちたい方はノーブラ就寝は向いていないでしょう。
※「ブラジャーがクーパー靭帯を傷めている」という情報もありますが、これはサイズが小さいブラをつけているから。 締め付けの強いブラジャーだと胸を圧迫して返ってクーパー靭帯を傷つけるので、適したサイズ感が重要です。 |
ノーブラで運動やヨガをするのも注意
就寝前・寝起きにノーブラで運動やヨガをするのも垂れを引き起こす要因。
胸のクーパー靭帯は、バストが揺れることでより伸びやすくなります。
寝る前や寝起きに運動・ストレッチなどを行っている方は、できるだけスポーツブラや普段のブラを着用して行いましょう。
2.バストの形状が変わる
ノーブラで寝ると垂れるだけでなく、バストの形状が変わる危険性も・・・。
前述の通りノーブラだとクーパー靭帯が伸びやすく、加えて就寝中は胸がいろいろな方向に向きやすくなります。
バストの方向が安定しないことでクーパー靭帯も様々な方向に伸びるので、胸の形が崩れやすくなるんですね。
横向きで寝るクセがある方だと、片方の胸だけが伸びるリスクが高まるので注意しましょう。
3.胸が小さくなる可能性がある
胸は9割(※)が脂肪なので、ノーブラの状態で寝ていると胸の脂肪が脇や背中に流れて胸が小さくなる可能性があります。
※残り1割は乳腺組織です。
ブラを付けているとカップに胸が収まっているので脂肪が流れにくい状態に。
特にバストサイズを気にしている方だと、ノーブラ就寝は胸を小さくする要因になります。
ノーブラによるバストの脂肪の流れは、離れ乳を引き起こす原因に。
以下で離れ乳の予防方法をわかりやすく説明しています。
>>離れ乳を整える方法は?原因と解消・予防方法を紹介します
4.寝る前・寝起きに気軽に外出しにくい
気持ちの問題にはなりますが、ノーブラで過ごしているとゴミ出しやコンビニなどのちょっとした外出がしにくくなります。
冬場など上着を身につけるなら問題ないでしょうが、夏場だと服から透ける危険性も…。
わざわざ寝る前や寝起きの外出のたびにブラを付けないといけないのは地味に面倒なところです。
ゴミ出し程度なら、上にパーカーなどを纏っておくといいでしょう。
寝る時のバストサポート対策
ノーブラで寝るのは血行改善や肩こり解消のメリットがある一方で、垂れや形の崩れなどの注意点もありました。
ノーブラ就寝は一長一短ですが、「ブラを付ける」「ブラを付けない」の良いとこ取りな対策方法が2つあります。
- ブラレットをつけて寝る
- ナイトブラをつけて寝る
「ブラを付け続けていると乳癌になる」という情報もありますが、これはウソ。
ブラ着用による乳がん発症のリスクはないと、研究結果でもわかっています。
(出典:m3.com『ブラ着用、乳癌リスクと無関係【米国癌学会】』)
発がんの原因にはならないので、寝る際にブラレットやナイトブラを付けても問題ありません。
【ブラレット】ノンワイヤーで付け心地がいい
就寝時のバストサポートアイテムの一つが「ブラレット」。
ブラレットとはワイヤーのない伸縮性のある生地でつくられており、つけ心地の良いブラジャーです。
ナチュラルなバストラインとその快適さから、2017年ごろから海外で注目を集めています。
【ブラレットの特徴】
- 自然なバストラインで無理なく胸をカバー
- ホックがなく楽に着脱できる
- 構造がシンプルなのでリーズナブル
自然にバストをカップに収める設計なので、胸を持ち上げるような無理な圧迫感がありません。
また伸縮素材でつくられているので、スポーツブラ感覚で使用できます。
寝るときだけでなく、普段からつけ心地の良さにこだわるならブラレットをチェックしてみてください。
ブラレットのほかにも、ノンワイヤーブラの種類はさまざま。
以下では、ノンワイヤーブラの特徴や効果的な使い方を詳しくご紹介しています。
>>ノンワイヤーブラは胸が垂れるって本当?特徴や選び方もまとめて解説
【ナイトブラ】育乳効果も期待できる
就寝時の着用に特化したブラジャーが「ナイトブラ」。
前述のブラレットと違い就寝時の胸の動きを意識した構造なので、寝ている間に動くバストの不快感を和らげてくれます。
【ナイトブラの特徴】
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ナイトブラは胸のホールド力に長けたアイテムですが、ノンワイヤーなので圧迫感はゼロ。
また胸の脂肪が流れにくい設計なので、形崩れや垂れ乳防止の効果もあるんです。
ナイトブラの中には“バストアップ”効果のある商品もあり、寝ながらにして育乳もできる優れもの。
バストが大きい人だけでなく、ミニマムバストに悩んでいる女性にもおすすめです。
より自然な心地よさでバストサポートをしたい方は、ナイトブラを検討してみてください。
(関連記事:ナイトブラのバストアップ効果について詳しくチェック!)
▼ナイトブラの役目や効果については以下のページで詳しく解説しています。
>>ナイトブラにはどんな効果・役割がある?【失敗しないための選び方も紹介】
▼40~50代の女性に特化したナイトブラの選び方は以下でチェック!
>>40代~50代こそナイトブラは必須!得られる効果とおすすめの選び方を解説
寝るときは専用ブラで胸を保護するのがベスト
今回お伝えしたように「ノーブラで寝たら胸が大きくなる」という効果に根拠はなく、ノーブラだと返って胸が垂れたり型くずれしたりします。
ただしノーブラで寝るのは開放的な上に、血行促進が期待できるなど一長一短。
寝る時により効果的にバストをサポートするなら、ブラレットとナイトブラもおすすめです。
一般的なブラジャーと違い付け心地の良さがポイントで、胸をカバーしながら快適に就寝できます。
普段ノーブラで寝ている方は、キレイなバストを保つために取り入れてみましょう!
胸が大きくならない理由を詳しく知りたい方は、以下記事をチェック!
対処方法も合わせてご紹介しています。
>>胸が大きくならない原因・理由は?対処方法でバストアップを目指そう
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